結論から言うと
極度の肌断食はやめたほうがいいと思います。
保湿は大事!
基礎化粧品を ほとんど持っていません
私は 今基礎化粧品を ほとんど持っていません。エトヴォス アルティモイスト トライアルキットのみ。+スペシャルお手入れの物少し。
普通の女性なら持っているはずであろう、化粧水すら持っていません。化粧水、乳液、美容液、パック、ナイトクリーム、なる一連の基礎化粧品を持っていません。
母親が ウチに泊まりに来る際には
「あなたの家は何にも化粧品がないから。
自分の化粧品をもっていかなくてはいけないから メンドクサイのよ」
と変なことを言います。そうでなくとも、ちゃんと自分の物を持ってきてほしいと思います。。(笑)
姉の家に行くとありとあらゆる珍しい化粧品がわんさかあり、それを使い放題なので、楽しい。けれど あなたの家ときたら・・・
ということのようです。
何故 基礎化粧品を 捨てたのか?
30代の子育ての頃、 まず朝顔を洗う暇がない、という状況に陥りました。
赤ちゃんの生まれた核家族のママというのは、皆様そうだと思いますが、
本当に朝から晩まで 授乳、おむつ替えの繰り返し。
パジャマのまま、夜になった。。。
ということすらありました。顔を洗う暇すらないというのに、夜に子供をお風呂に入れて、寝かしつけてという一連の流れの中で寝る前に 顔に何かを塗る、ということができるはずもない。
そうして 基礎化粧品を使わない日々が訪れたのです。そこで、ひとつ驚いたことがありました。
どんなに高級な化粧品をつけても カサカサする、私は極度な乾燥肌なんだ。。。。と思っていた自分の肌がだんだん何もつけなくても平気になり、しまいには お風呂上りにしばらくするとしっとりするようになったのです。
基礎化粧品って何のためにあるんだろう?
という疑問をいだくようになったのです。
子育て中、育児休暇中で誰にも会わないという暮らしの中、メイクはおろか、基礎化粧品すら つけない日々はあっという間にすぎていきました。
その間、どんどん 乾燥肌が改善されて、また、鼻の毛穴、角栓までが 改善されていきました
肌断食を始める!
いろいろ調べたところ、美容法で 肌断食なるメソッドがあるのを発見。
これは とにかくぬるま湯やただの無添加せっけんで顔を洗い、そのあとは何もつけないで過ごす、という方法でした。
本当に何もつけてはいけない。
オイルも。
さらに当然、
ファンデーションも
メイク下地もつけてはいけない。
すわなち、ノーメークで日中過ごせよ、という厳しーーーい 荒修行のような。美容方法でした。
でも赤ちゃんと一緒に公園とスーパーに行く以外ほとんど誰にも会わない暮らし。お化粧をする必要のない暮らし。この貴重な時期は 肌断食を試すのにピッタリの時期だ!と思いました。
いつやるの?今でしょ!! ってその時思ったわけです。(※注意:それはウン十年前、ハヤシセンセイはまだ ブレイク前です(笑))
肌断食は 物足りない感じがする?楽?
肌断食を始めて 最初は ちょっと物足りない、という感触はありました。なんというか、歯磨きを忘れたような、やるべきことを忘れたような。。。
けれど、だんだん慣れてきて 快適そのものになってきました。
とにかく 楽。
そして経済的。全く化粧品にお金がかからない!!化粧品を買いに行く時間も要らない!!
素晴らしい!!
とっても気に入って しばらくこの肌断食を続けていたのですが。。。。
それでメデタシメデタシとは 残念ながら なりませんでした。
肌断食は 日焼け止めもダメ?
肌断食を始めて 快適な暮らしを送っていた私ですが、赤ちゃんが公園デビューすることになると、新たな問題にぶち当たりました。
日差しサンサンの公園に長時間いる生活・・・・
そう、紫外線をどう防ぐか?という問題です。肌断食は 肌に極力コスメを乗せない、というメソッドです。
日焼け止めは塗ってもいいのかもしれませんが、本当は日焼け止めも油分や界面活性剤、化学物質が大量に含まれており、できれば塗らないにこしたことはない。
そこで、根がズボラな私は、
「帽子で太陽の日差しを防御するから大丈夫!平気!」
と 日焼け止めをロクに塗らないで 毎日公園に行く、という今考えると恐ろしい行動を取っていたのです。
結果、どうなったか。。。?
そう黒く日焼けして シミだらけの顔になってしまったのです!
肌断食中でも 日焼け止めはちゃんと塗るべき!
これに反省して、日焼け止めをきちんと塗るようになった私。
けれど、子どもを追いかける 毎日では日焼け止めなんて、あっという間に汗で流れ落ちてしまいます。汗で流れない 密着度の高い 強い 日焼け止めクリームというものも市販されていました。
が、これは 逆に 落とすのにクレンジングや石鹸で良く洗い流す必要があるクリームでした。
これでは 肌断食をしている意味がありません。
クレンジングという強い界面活性剤の害をを絶つ、という点がポイントなのですから。
やっぱり、薄くでもいいから ファンデーションを塗ったほうがいいんでは。。。??
それ自体がSPFもあるし、日焼け止めクリームよりは重ねて塗ったほうが
日焼け防止効果はあるのでは。。??
という思いに至ります。
石鹸で落とせるファンデーションってある?
そこで 探し始めたのが、
これは ミネラルファンデーションなど いろんなメーカーが出していたのですぐに見つけることができました。また当時 一部の人の間で有名だった 「ゼノア」という 界面活性剤を使わない、石鹸で落ちる化粧品ブランドもあり、そこのファンデーションを使ったこともあります。
という一連の 流れが出来て、なんとか日焼けによるシミ増加は収まりました。
結局 肌断食にはなっていない。。。
日焼けとシミという ことに対抗するために、あっけなく 肌に何もつけない、というメソッドを挫折した 私。
けれど、基礎化粧品は間違った使い方をすると かえって 肌を荒らしてしまう、ということがよくわかった私は、基礎化粧品は最小限にして肌をなるべく 自然な状態で 自己治癒力、自己再生力を高めるお手入れをしていこうと決心します。
肌断食に挫折
肌断食という厳しいメソッドを挫折したものの、約一年間、きっぱりコスメから肌を開放してあげたせいで、極度の乾燥肌や、開いた毛穴が治った私。
健康で丈夫な 肌、という感じになったのを覚えています。
それまでは敏感ですぐにブツブツが出来たり、荒れたりしていたのに、多少 顔を洗わないで寝たりしても 全くトラブルが起きなくなりました。
むしろそれまでは、 親の仇!!とばかりに クレンジングを何回も何回も行い、石鹸でダブル洗顔、 さらに スクラブ、さらに毛穴パック。。。。
なにをそんなに顔から根こそぎ奪い取り 落とそうとしていたのか。・・・??今思うと不思議なくらい顔を洗っていました。
こんなに清潔にしているのに、こんなにお手入れしているのにどうして 乾燥したり、吹き出物が出来るんだろう。。。???
って20代の独身の頃は真剣に悩んでいました。
それが コスメを絶ったとたん、 いたって健康な荒れにくい丈夫な肌になったわけです。
要するに 洗いすぎだったのかもしれません。
基礎化粧品の見直しと断捨離
肌断食のような 極端なメソッドは無理だけれど洗いすぎの化粧品の害で肌を痛めるお手入れはもうやめよう!と決心し、私は基礎化粧品を 整理し始めました。
まず クレンジング系のコスメをごっそり捨てました。
得にオイルクレンジング。 水で乳化させて 洗い流せるタイプです。
これはものすごく油を分解落とす力が半端なく強い。
これで天ぷら鍋を洗っている、という話はよく聞きます。
きゅっきゅっ というくらい鍋がキレイになるらしいですよ。恐ろしい・・・・
美白美容液とか乳液とかジェルとかを捨てる
どれも同じような気がして処分。清々しい気分でした。
最後に化粧水を捨てる
ついに化粧水も捨てました。化粧水は角質層をひたひたに水を含ませるだけで、なんら根本的に肌をプルプルにしているわけではありません。一晩経てばまた元どおり。
唯一残ったのが 保湿クリーム
最後に残ったのがhttps://crowning-seeds.jp/category/3という保湿クリームでした。
肌断食後、最後に残った コスメは?
化粧水は 最後まで なかなか処分できませんでした。やはり 顔を洗った後にすーっつと染み込むあの清涼感と潤い感はなかなか捨てがたいもの。
でも、こんなに化粧水にこだわるのは世界中、日本人だけだと聞き、要らないのかも・・・と 試しに化粧水なしで 過ごしてみました。
結果何の問題もありませんでした。むしろ 化粧水に含まれるグリセリンと相性が悪かったので、かえって毛穴が閉じました。
グリセリンは毛穴を開く、という情報を (どこか忘れましが) ナチュラルコスメのサイトで読み、気になっていたからです。残るは保湿クリームだけ。これだけのお手入れで十分、という結論に至ったのです。
美白コスメはどうするの?
ひとつ、断捨離する時に迷ったのが美白系のコスメでした。ビタミンC とか アルブチンとか なんちゃらかんちゃら。。。
シミそばかすに徹底アプローチ!!とか
メラノサイトの働きを抑える!!とか
いろんな効能がうたわれた コスメは結構金額も高く、1本1万円もするものもざらでした。けれど
というまたまた衝撃の情報を得た私は、妙にこの情報に納得してしまいます。
何故なら 私がシミが気になって 美白コスメを塗り続けていた右のほほの方が 塗っていない 左のほほよりちりめんシワが多かったからなのです。
結果 現在50代の肌断食は?
30代の子育て期に色々な肌断食を行い、基礎化粧品は最小限でいいというメソッドに行きついた私。現在は最小限のコスメでお手入れしています。
驚く話なのですが、30代40代の頃より今の方が乾燥せず、毛穴が閉じました。コスメは間違った使い方で毛穴を開かせることに気づいたのです。
結果、現在のゆるい肌断食のお手入れ内容と使っているものを以下の記事にまとめました。同じく肌断食をやってみようかと思う方の参考になれば嬉しいです。